knight-さんのBlog
恒例オフ + 試乗報告(Volkswagen GOLF GTE) 2016-03-07 21:16:16
毎月第1日曜日に開催される恒例のオフ会に参加、
今回はEVOCメンバー4名(i-MiEV:3台、MR2:1台)が参加しました。
左のi-MiEVはかつてHさんが所有されていたのですが、諸事情により現在はたきりんさんの元で保管されています。
名古屋ナンバーに変わっても車両はそのままなので、Hさんのi-MiEVとすぐに分かります。
濃ゆ~いEV談義に一足早く華が咲きました^^/
次回は4月3日ですが、残念ながら当方は別の用事があるので参加見送りです・・・。
その後、トヨタ博物館で別のイベントに参加し、昼食後にとあるプラグインハイブリッドに試乗してきました。
GTEと来れば・・・、
そう、VW GOLF GTEです。
早速乗り込んで試乗開始です。
シートバック側面下部にあるダイヤルでシートバック調整、
クッション前部の左側にある小ぶりなレバーでスライド調整は国産車と結構異なるので、そこそこ手間がかかります。
シフトレバー右側に有るボタンを押して起動です(バッテリー残量がそこそこあるので、もちろんエンジンはかかりません)。
イグニッションON時は通常E-Modeとなるので、まずはE-Modeで流してみました。
リヤから「コーーーッ」という軽い音質の音が発生しますが耳障りな音ではありません。
右足に少し力を込めましたが、アウトランダーPHEVより300kgも軽量であることが効いており、かなりの加速力を見せてくれます。
一方の回生ブレーキについては、Bレンジにシフトレバーをセレクトすることで、
車両が完全に停止するまで回生ブレーキが効きます(BMW i3ほど強烈ではなく、i-MiEVとLEAFのBレンジの回生レベルの間)。
また、通常のフットブレーキを踏んでも回生ブレーキと協調し、バッテリー充電に一役買ってくれます。
続いてはお待ちかねのGTE-Modeでの走行です。
シフトレバー左側にあるスイッチを押して強めに加速してみます。
ステアリングのダイレクトな操作感が高まること、力強いエンジンサウンドにチューニングされていることが
カタログに記載されていますが、E-Modeと比較してそれほど顕著に変わることはありませんでした。
加速はというと、まさに速いの一言です(スタッフ曰く、GTIよりも速いとのこと)。
GTIの血が流れており、GTEの名は伊達ではなく、まさに未来のホットハッチです!
これは、アウトランダーPHEVでは絶対に味わえません。
また、エンジンが作動しても、T/C付の1.4リットルエンジンであるにもかかわらず、
振動が全く伝わってこないのも美点です(タコメーター指針が跳ね上がって初めて分かる)。
アウトランダーPHEVの場合はステアリングに微振動がかすかに伝わって来るのですが、GOLFにはそれがありません。
GTE-Modeは常にエンジンがかかるわけではなく、コースト時や停車時にはエンジンはかかりません。
オプションの40扁平18インチにもかかわらず乗り心地は良く、カドを感じることはありませんでした。
VWのグリルを押すとき、ピンポイントで押さないとなかなか開いてくれませんでした(^_^;)
1.4リットル直噴ターボエンジンに6速DSGをドッキング(6つのオレンジのカプラの真下に、モーターが収まったDSGがある)。
駆動用バッテリーはリヤアクスル前方にあり、保証はなんと8年16万kmと手厚い!
普通充電ケーブルはそっけない・・・というよりは合理的か?
ガンにキャップすら付いていない、コントロールボックスも黒一辺倒のデザインですが、
袋があるので異物やコンタミは侵入しないでしょうし、充電状況が分かればいいので機能上のデザインで十分ということか。
アウトランダーPHEVとGOLF GTEどちらを買うかと言われたら、GOLF GTEと即答します。
GOLFも代を追うごとにサイズアップしていますが、それでも十分にコンパクト&軽量で狭い道でも扱いやすいサイズであること、
ホットハッチの位置づけなのでモーターとエンジンをフル活用できるGTE-Modeで、
ゴキゲンにスポーツドライビングを楽しめることが大きな理由。
いずれ登場するパサートGTEも結構気になる1台です。
あ、車体色にレッドがないっ・・・(゚д゚lll)