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GOLD STOREHOUSEさんのBlog

とりあえず、修理完了です。 2016-02-18 13:56:05

走行中に「運転者のシフト操作無しに勝手にシフトチェンジ=変速」と言う症状が起きました。


↑走行中に勝手に起こるシフトチェンジの様子です。(画像をクリックするとyoutubeのリンクへ行きます)
運転者のシフト操作無しにインパネのシフトインジケーターがE→D→Eと表示が素早く切り替わり(アクセルレスポンスも変化)、勝手にDへとシフトチェンジした後、勝手にN(ニュートラル)となりチェックランプ点灯、N表示が常灯から点滅となる現象です。

デーラーにて診断を行って頂いた結果、原因は

「シフト・インビヒタポジションずれ」

で、シフトポジション検出のスイッチが正しく動作していない事による不具合である事が分かりました。

シフトポジションスイッチは「メイン」と「サブ」の2つがあり、それがロッドを介して同期する仕様なのですが、今回はメイン側が正しいシフト位置を検出できず勝手に変速を行っていました。

不具合発生時に「メイン」と「サブ」の出力信号が異なる為、自己診断プログラムにより「異常状態」と認知、インパネ上で「!」警告ランプが点灯したそうです。

2つのスイッチ交換、合わせてリンクロッドも交換と言う修理になりました。

今回の診断結果件請求書です。
(工賃に関してですが、はっきりいって安いです。自分はこの価格で作業して頂いたと言うだけで、同じ作業をされても工賃は同じでは無いと思います。「この人はこの価格でやったので、自分も同じ価格で作業してw」とか「なんで俺の工賃はこの人より高いんだ!」とかはナシの方向でひとつヨロシコ。)

パーツリストより
青が「シフトスイッチ:シフト , M/T 8604A017 」×2個
橙が「ロッド:ロッド , M/T 2588A003 」×1個
計3点の部品交換です。


今回交換した全部品(表側)です。

今回交換した全部品(裏側)です。

金属製ケース外見の扇形から想像するに、中身はアナログな接点制御かもしれません。

自分が思ったのはラジオコントロールカーのスピードコントローラー(スピコン)部分です。

サーボからスピコンをロッドを介して制御する感じとか、とても似ている気がしますけど。。。(懐かしのラジコン、田宮模型のブーメランを引っ張り出して撮影しましたw)

電気自動車のi-MiEVはガソリン車のi(アイ)をベースに造られました。

なので、この辺も実はiと同じなのでは?と思い、サービスフロントの方に聞いてみたトコロ...

「私も気になって調べてみたのですが、ガソリン車にも同じ部品はあるのですが、電気自動車のそれとは品番の末尾が少し異なっていました」

「品番がちょっとだけ違うので、もしかしたら同じ部品かも。。。」

と言う返答を頂きました。(前持って調べている所がとっても好印象でしたw)

その他...
Q:ガソリン車でもメインとサブの2つの仕様なのですか?
A:ガソリン車では1個のスイッチです。

と、ガソリン車と似て非なる部分がありました。

今回交換済みの不良品ですが、ホントは持ち帰って内部の分解確認をしたい所だったのですが、もしかしたらメーカーがサンプルとして欲しい(回収命令)がでるかもしれないとの事だったので、一応権利を放棄しました。

※メーカーから「いらな~い」って言われたら自分の所に帰って来る予定で〜す。

故障時総走行距離:164,536km でした。

 

まだ大きな問題は一つと、小さな不思議が一つありますケド...


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