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いつかはEVさんのBlog

caniOn利用一周年、もっと便利に 2015-04-30 23:04:04

 caniOnを使い始めて満一年にななりました。

 使用端末にも変遷がありまして、動作が不安定な機種もありましたが、子供のおさがり品のT-02Dで動作が安定しました。

iMiEVの表示情報不足を補うためにはcaniOnや電費マネージャ(TECHTOM)が必須のアイテムだと思いますが、使っているうちに不満も出ました。

   (1)caniOnを自動起動/停止したい

   (2)使用中の端末充電が足りない(電池残量が減る)

   (3)OBDLink LXがスリープしない時がある(補器バッテリーが心配)

 (1)はcaniOnの機能とランチャーアプリの併用で解決しましたので、残りの(2)と(3)を力技で解決することにしました。

 (2)の原因は、私の場合充電ケーブルの長すぎによる電圧降下です。(3)はOBDLink LXの問題ですので電源を切断する

  しかありません。

 

 作った回路の役目は以下の2つです。

 (1)ACCと連動してOBDLink LXを接続/切断する

 (2)OBDLink LXとスマートホンのBluetooh接続確立を見計らって、caniOnを起動する(電源供給をトリガとしてランチャーア

  プリでcaniOnを起動します)。結局、ACC ON後、5〜6秒待って電源ユニットを起動するわけです。

 

まずは作成準備。写真右上に写っているのが充電用の5V電源です。4.5~6Vの範囲で調整できます。手持ちの部品で間に合わせましたので、部品の数が多いです。

 iMiEVの車体を覗いたら、OBDコネクタの配線は9本でした。(http://myimiev.com/forum/viewtopic.php?f=25&t=727&start=10では8本ですが、自分の目を信用することにしました。)

  2本はアース線ですので、残り7本をリレーでOFF/ONします。電源のOFF/ONだけで良いのかもしれませんが、CAN BUSにデータが流れているときに、OBD LinkLXが電源が切れた状態でつながっているのは気持ち悪いですので、全データ線をOFF/ONしています。(以前アナログ回路で失敗した経験がありまして・・・ )

 

 できあがりです。配線が太いので、電線のかたまりになってしまいました。不細工ですね。ケースがメッシュになっているのは風通しを良くするためです。

 新規に購入したのは、百均のメッシュケース、(白い)コネクタ、OBD中継ケーブル、(ジャンクの)5V電源デス。OBDケーブルをのぞくと、合計で700円程度。

 

  OBD LinkLXは運転席右側の物入れ上部(たぶんETCユニットの取り付け場所?)に張り付けています。

 

 土日に作って、あまり乗る機会がありませんが、特にトラブルもなく快適です。

 これは趣味の世界に属すると思いますが、一応レポートします。


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