まつ~さんのBlog
始まりの終わりに感じたこと。 2015-03-18 13:46:46
箱根にて。
電気自動車への先進的な取り組みをしていた箱根の急速充電器の光景です。
電気自動車の本格デビューから約5年。
リーフ生活も4年近くになりますが、環境の変化をしみじみ感じます。
急速充電器のなかったデビュー当時、貴重な充電器を見つけては写真を撮っていました。
充電料金も無料か、ほとんどタダ。
バッティングすることも特になし。
クルマとして不便で不完全だと、すぐに気づきましたが、自宅にコンセントをつけてからは、その奥深さにドップリはまりました。
2014年を経て2015年。
コンビニに充電器ができ、充電器の有料化と充電サービス会社の本格立ち上げ。
電気自動車を取り巻く環境が少しずつ変化してきました。
今まで当たり前のように恩恵を受けていた急速充電無料。
当然、これは異常なことで実験的なことで、従来の姿ではありません。
トップの写真のように、箱根も例外ではありません。
始まりが終わろうとしています。
先日、スタンダードプランへの切り換えにたくさんのコメントをいただいた、あのブログを書いてから、ほとんど日数は経過していないのですが、今、新しい考えが生まれました。
スタンダードプラン、使うか使わないかに関わらず、加入し続けよう、と。
これまでは、損得感情や必要の有無で、考えていました。
そのため、自分の慣れた使い方なら、余分な金をかける必要はない、と、変な自信を持っていました。
高速道路の補助に関連して、その悔しさから、仕方なくプラン変更をしたんです。
が。
充電器のトップ写真のような張り紙を直接見て、感じるものがありました。
電気自動車、楽しいです。
今後も乗り続けます。
もう、手放せません。
そんな自分が損得感情で、充電サービスなどに参加しなくて良いのだろうか、と。
電気自動車が趣味となっている現在、今後先細りしていくような環境にはなってほしくない、そんな気持ちです。
ガソリンの価格が上がったとき、こぞって片道5キロ程度なら、安いスタンドにいきませんでしたか?
そして、気づけば、自宅から一番近くのガソリンスタンドが潰れている。
スーパーもそう。
コンビニもそう。
自分が選んでいたはずが、気づいたら選択肢がなくなっていた、なんてことをすでに実感していました。
原因は簡単です。
お金を落とさないからです。
今日、箱根の充電器の張り紙を、ドライブがてら、あえて見に来ました。
そして、感じたことです。
始まりは終わりました。
けど、新しい始まりでもあります。
動機は高速がらみで遠回りしましたが、大切な何かに早めに気づけたような気がするのです。
趣味として年間18000円は決して高くない。
それよりカードがあるなら、コンビニやサービスエリアなど、利用して新しい発見をしよう。
そして、これから電気自動車に乗り始めるオーナーが不便をしないように、充電という活動を設置側も管理側も利用者側も、健全な状態を保てるよう、活動していこう♪
そう、感じました。
有料化される箱根の役場。
慣れないときにはほんとにお世話になりました。
閉鎖される箱根恩賜公園の充電器。
助けられました。
これがなければ箱根を散策しようと思いませんでした。
感謝です。
始まりが終わるときに立ち会えて、新しいスタートに立ち会えて、電気自動車、本当に飽きない乗り物です。