evstさんのBlog
駆動用バッテリー充電用パワーボックス完成まであと少し 2015-01-22 13:41:53
フル充電後放電しないで7hr経過したバッテリーを12V1500Wのインバーター
を使って100Vコントロラー付き充電器で駆動用バッテリー充電しました。
充電開始前SOC値は36.5%
1時間経過後SOC値43.5%
1時間15分後SOC値46%
なんと1時間で7%SOC値増えました。
商用電源と太陽光発電電源からの100V充電では1時間で5.5%から6%アップ
が限界でした。これは15mの延長電源ケーブルから電源とったためロスがあったためと
想定します。
今回のテストはインバーターから直接電源取りました。インバーターにアース付けて
充電用ケーブルにもアースはつながってます。
運転中のバッテリー及びインバーター。インバーターの入力電圧は12Vを切っており
薄緑のランプ点灯してます、出力電圧は101Vです。
1時間30分近くこのまま接続したままにしておくと急激に電圧が下がり始めて
インバーターに低電圧警報である赤ランプが点滅し始めました、更に
セルの局部的発熱が大きくなってきます。
インバーターへの入力電圧が10V以下になると自動的に入力オフとなってインバーターも
バッテリーも保護されるはずです。
一方、セルブロック毎の電圧測定すると4つのブロックのうち3Vを下回ってるブロックが
2つあります。これはこのブロックから大電流が放出されため電圧が低下し局部的に
発熱があったと思います。
バッテリー全体での電圧は10V超えていてインバーターは作動しても
バッテリー内部のセルブロック毎の電圧はばらばらで中には限度以上に電圧が下がる
セルブロックが出てくると出力電圧が上下しインバーターが警告を出すと思われます。
BMSの働きはセルブロック毎の最高最低電圧を制御してます。
今回BMSを経由しないでバッテリーから直接インバーターに出力ケーブルを直結したため
出力電圧変動があり、これにより異常な局部的発熱が起きたと思われます。
その後インバーター直結ラインを外して
BMS付きで500W2時間放電しても異常はなくスムースな電源供給停止に向かいます。
バッテリーの充電能力はあるようです。又1時間程なら供給電力も11V以上は
保ち続けるので1000Wの出力可能です。
1時間以上の作動で局部的発熱を抑え急激な電圧低下を防ぐためには
BMSの細い黒ケーブルを3倍断面積増やせば解決するのでしょうか?
今のBMS触るの嫌だから適切なのを作ってもらうのが良いですね。
しかし電気は生きているようで、セルブロック均等に電力充電したり放電するのは難しい
と感じました。