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まつ~さんのBlog

「機動警察パトレイバーtheMovie」知ってますか? 2014-10-21 00:18:43

僕が中学生・高校生の頃、ひとつのアニメに夢中になりました。
 
「機動警察パトレイバー」です。
 
ご存知の方、いると思います。
現在、実写版が映画でやってますので、単語は聞いたことがあるかも。
*見に行ってませんけど(笑)。良い思い出のままにしておきます。
 
この第一弾の「劇場版」が、衝撃的でした。
 
多少のネタバレを含みますので、興味をいただけて見たことない方は、ここまでで。
 
 
 
 
 
「機動警察パトレイバーtheMovie」
 
1989年の映画です。
設定としては、建築作業用に進化したロボット「レイバー(労働者の意味)」。
このロボット「レイバー」を使用した犯罪に対応するべく作った組織が「パトロールレイバー」
通称「パトレイバー」という警察官を主役にしたアニメです。
 
パトカーのロボット版ですね~
 
あ~、写真を転載したいけど、これはあくまでブログなので、ぜひ、検索!
 
 
で、この映画版が、なにがすごいかって・・・
 
パソコンがPC88・PC98が全盛の時代。
マイクロソフトも、MS-DOSの時代。
要は、今の主流のウインドウズが出たのが1992年。
その3年も前にできた映画なのですが・・・
 
 
なんと、1989年に、オペレーションシステムであるコンピューターを「ウイルス」によって汚染し、
作業用ロボット「レイバー」を暴走させるテロを描いているんですね。
 
主人公たちパトレイバー中隊のメンバーが、そのウイルス感染したシステムを搭載した暴走ロボット(レイバー)と対峙しながら、真相に迫り、最終的に東京都を壊滅に追いやる可能性のせん滅をする、というストーリーになっています。
 
 
もはや、何回見たことか。
それくらい、面白い。
時代が変わった、今だからこそ、なお、面白い。
24年も前、スマホや携帯が一般的になる前に、こんなパソコンのシステムを汚染し、テロを起こす、そんな発想をメインに、こんな痛快なアニメを作る、今でもすごい、僕のなかで名作です。
 
最終的に、テロを起こしたシステムエンジニアの思惑を見事に主人公たちは打ち砕いてくれます。
 
最後はコンピューターのシステムのウイルスに端を発した、一連の事件を、人の思いとアナログな手段で破壊し、止めます。
 
 
ぜひ、知らない方で興味が出た方、ご覧下さい。
1989年の作品とは思えないクオリティと内容です。
 
 
 
 
 
 
で、なぜ、こんな話題を出したのか・・・
 
リーフなどは最たるものですが・・・
結局、作る人。
人を信じるしかない、ということなんですね。
 
パトレイバーの暴走したロボットも、人が悪意のあるプログラムを与えたから、人に危害を加える暴走をしたのであって、ロボットが悪いわけではない。
 
結局、人なんですね。
 
人が人を幸せにするために、負の可能性を可能な限りなくして、人の手に渡す、これが商品だと思います。
 
電気自動車も、そういった思いがこもっていることを信じています。
 
だから、人と人とのやり取りで、リーフが悪者にならないよう、日産にもユーザーにも、お互い信じあえる関係を大事にしてほしいと思います。
 
日産には、誠意ある対応をして、リーフで悲しい思いをする人を減らす努力をしてほしいと望みます。
 
ユーザーも、謎の通信機器をつけて、謎のアプリで吸い出したデータで、楽しむのはいいと思いますが、それが「絶対的に正しい」と、日産と敵対するような感情ではなく、お互い未知なる電気自動車、未知なるリーフという乗り物に対して、発展的に話ができて、発展的にリーフの進化につながるよう望んで、対応をしてほしいと思います。
 
 
リーフは、きっと企業論理に支配されながらも、
「こんな世界にしたい。こんな楽しいことができる」
と思い描いて作ったエンジニアがたくさんいたと思っています。
 
日産を信じています。
 
リーフを信じています。
 
リーフで楽しみ、リーフに厳しい意見を出してくれる人も信じています。
ぜひ、そこに耳を傾けて、発展的にともに次に向かって進化していく選択を、お互いがしていってくれることを望んでいます。
 
 
最後はアナログ。
最後は、人。
 
劇場版パトレイバーのエンディングは、パトレイバー隊員全員の歓喜で幕を閉じます。
 

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