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koborakkiさんのBlog

充電器の設置目的 2014-09-13 08:09:09

最近、ショッピングモールに急速充電器が設置されて、利便性が良くなってきたと思います。

でも、店舗の営業時間に限られているので、遠出のドライブで利用するには不便な時もあります。

 

当然なんですが、こうした充電器は店舗を利用するお客様を主な対象とした施設であって、通りがかりのEVでも利用させていただけるという位置づけだと思います。

充電だけのために占有するのはちょっと気が引けます。

家での充電を減らしたり、家で使うために常用するユーザーはEVの社会的評価を下げていることを自覚してほしいですね。

 

補助金を使っているから常時開放して当たり前だという考え方もあるでしょうが、補助金の要件では時間制限が認められているので、防犯対策が不備な充電器に夜間忍び込む不心得EVもいる現状から察して、営業時間外に開放することは無理でしょうね。

 

一方で、宿泊施設やゴルフ場などでは「利用者に限る」と一般のEVを排除しているところが多い。

PHV・PHEV・EV充電インフラ普及プロジェクトでは目的地充電と経路充電で充電ネットワークの使い分けを提示しています。

ショッピングモールやレジャー施設は復路に備える目的地充電のための設置だという。

 

しかし公的補助金には「不特定多数の者の利用に供する」という要件があるはずなので、一般客を排除してよいのか?

充電器の利用制限と目的の明確化はどこでバランスするのが妥当なのでしょうか。

良く分かりません…。

 

充電スポット検索サイトなどには、この利用目的や制限を大きく表示して欲しいですね。

EVのナビが充電スポットを検索する時も同じです。

使える充電器と使わせてもらえない充電器の判別が、今よりわかりやすくなることを期待しています。


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