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よこよこさんのBlog

i-MiEV(X)が無充電で何キロ走れるかチャレンジ! 2014-09-01 23:54:59

電気自動車で何かと話題になる一充電走行距離。
i-MiEVの場合、カタログによるとXタイプで180km、Mタイプで120kmと記載されています。

測定方法はプロのドライバーさんがJC08モードと同じ走行を一定行い、
その結果に電池容量を掛けて決定しているそうです。(間違っていたら教えて下さい)

ガソリン車の燃費データと同じくカタログに記載されている一充電走行距離は
一般ドライバーには再現出来ないものと考えていました。

8月29日(金)は説明書に記載されているように2週間に1回満充電を行い自宅を出発。
職場に出勤後、神戸市内までほぼ空調OFFで自宅から約34km走ってこの値が表示されてました。


これまでの実績から・・・1%あたりの電力量 0.128kWh、利用出来た実績容量 95%と
今回の平均電費 15km/kWhを計算すると机上ではカタログ値の180kmを超える数値が出ました。
( 0.128×95×15=182.4km )
と言う事で実際にチャレンジしてみよう!!と翌日の8月30日(土)急遽出かけました。

これまでの経験から、アップダウンの少ない一般道ということでめざすは岡山県!

164km先の西日本三菱岡山東店を経由地にした自宅往復でルートを設定&
当然テクトム燃費計の距離と電力量はリセット、残り走行可能距離:153kmで出発!


まずはお世話になっている三菱に寄り道してタイヤの空気圧のチェック。
(GSに行く機会がないので三菱で空気圧チェックをお願いしています)タイヤに空気を補充してもらい改めて出発!

R171→R43→R2と走って神戸市内へ。R2浜手バイパス終点のハーバーランドで途中経過を10:45頃撮影。

残り走行可能距離:143kmと表示。昨日より電池残量が4%多く残っていて、電費は10%以上良い値です。

R2をそのまま西へ。舞子駅前で途中経過確認。後ろに写っているのは明石海峡大橋です。


約45km走ってまだ2割しか電池残量は減っていません。

西明石駅からは2車線以上でカーブの少ないR250(明姫幹線)を走りました。
明姫幹線の西側終点の高砂西ICからは姫路市内のゴーストップを避けるために姫路バイパスへ。
姫路バイパスに乗る直前に途中経過を12:15頃に撮影。


約75km走って電池残量は残り64.5%、残り走行可能距離:116kmと表示。

姫路バイパス終点で下車。R179を走って姫路三菱太子店へ。
ここでカタログ値のほぼ半分と言う位置なのでオジャマ。
お店の人に撮影許可をもらって撮影場所を提供してもらいました。


この時点で目標は西日本三菱倉敷店に変更しています。
西日本三菱倉敷店までは92.9kmあります。

約95km走って電池残量は残りは54.5%、残り走行可能距離:93kmと表示。

ちなみに7/20に訪れた時は2人乗車+冷房2/3ON+ほぼ高速と言う条件で
約93km走って電池残量は残りは37.0%、残り走行可能距離:49kmでした。

この後はひたすらR2を西へ。いよいよ岡山県へ。
14時ちょうどに吉井川を渡っていよいよ岡山市内へ突入!


岡山市内で確実に終えるか?電欠覚悟で倉敷を目指すか?
葛藤があったのですが、カタログ値を実走行で達成するために倉敷を目指してR2岡山バイパスへ。
電池残量が残り少なくなっている状態だったのでいつも以上に1車線区間が長く感じました。

高架部分のアップダウンに気を使いつつ、早島IC直前でついにカメマーク点灯。



目標の西日本三菱 倉敷店まであと9.6km。

残量が10.0%になった時点で残り走行可能距離「---」に。
信号で止まる度に使える電池残量から走れる距離を携帯で計算して「計算上は到着できる!」
と気持ちを鼓舞してR2を走行。R2本線から側道へ移り交差点で右折して
無事に電欠することなく「西日本三菱 倉敷店」に14:55頃に到着!!

自宅を出発してi-MiEV(X)の一充電走行距離のカタログ値
180kmを上回る187kmの距離を一切充電せずに走りきる事が出来ました!


これまでの実績から考えて使える電池残量は残り0.5%。ギリギリまで使いきりました。

お店の人にA3のコピー用紙を分けてもらいメッセージペーパーを作成!


お店の人にお願いして珍しく私入りの写真w(あえて小さめにしています)

ちなみに今日は某スタッフTシャツを着ています。
写真撮影の後でお店の人に充電をお願いしました。


今回のチャレンジでの走行パターンは下記の通りです。
・一人乗車
・冷房未使用(トンネル内は窓を閉めて送風だけで排ガス対策)
・ほぼBモードだけで走行。信号待ちで消費電力がゼロになるように。
・スピードは50km/h後半が基本。バイパス等ではもう少し速くなってました。
 70km/h手前になると電池の減りが早くなるのが解りました。
(クルーズコントロール未装着と言うか未購入・・・。某氏さん連絡待ってます!)
・加速時にアクセルを踏みすぎない。パワーメーターが「Eco」の文字あたりで加速。
(これでちょうど他車の流れとほぼ同じ加速です)
・巡航速度になったら速度が落ちないレベルでアクセルを戻して消費電力を減らす。
・車間距離広めで早めのアクセルオフで回生を活用。フットブレーキをなるだけ使わない。

今回のチャレンジでプロのドライバーではない一般ユーザーの一人が
テストコース等ではない実際の道路で一定の条件下ではありますが
カタログ値を超える数値を出すことが出来たことは大きな意義があると思います。


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