GOLD STOREHOUSEさんのBlog
電気自動車開発技術展(EVEX・イーベックス)2013 へ行ってきました。 2013-09-27 09:56:55
本日、日中に時間が出来ましたのでお台場ビックサイトで開催されている「電気自動車開発技術展(EVEX・イーベックス)2013 」へi-MiEVで兄殿と行ってきました。
幾つかのイベントを総合して行われており、EVEX全体のスペースはさほど大きくはありませんでした。
今回、各充電器メーカーでは現金決済の出来る充電器が多かったです。
急速充電器と料金箱(写真は富士電機の参考出品)
以下、個人的にヒットしたネタです。
ヒット1:ホンダ アコード プラグイン ハイブリット
150台の限定リース販売です。お値段500万円也。
車の横に展示されていたパネルで気になった、3.0kVA外部給電の存在。
※本田技術研究所ホームページより
はて?外部給電器はドコに繋がっているのでしょうか?
近くに居らしたホンダの説明員さんに聞いてみました。
Q:このコードはドコに繋げるのですか?
A:トランクルームにあるチャデモ規格のコネクターに繋げます。
え?アコードPHVって急速充電口があったの?
本当だ。。。
アコードPHVのトランクルームの床板を外すと見慣れた充電口がありました。
確かにチャデモ規格の充電口です。
しかしこれは充電用ではなく、給電専用口だそうです。
Q:ちなみにこの給電装置は30万円くらいですか?
A:もっとします。(笑)
Q:え?...60万円くらいですか?
A:100万円です。(笑)
Q:はぁーーーー?
A:アコードPHVはリース販売で、この給電装置も最初から付いています。
つまり、車両価格500万円のうち100万円は給電装置代です。
しかも、バッテリーが300万円しますから...赤字ですねw
色々すごいくるまですね...ちなみにバッテリーはブルーエナジー社製だそうです。
ヒット2:EVtoEV 給電装置
リーフの急速充電口に片側のコネクターを挿しこみ、もう片方を充電したい車に挿します。
50kwhでの充電が可能、充電効率は約95%との事です。
現状で重量は80kgfあるそうな。
株式会社 マイダス・ラボ社製の参考出品。
ヒット3:燃焼式ヒーター(水温式)
ハイドロニック D5S のカットモデル。
写真のヒーターを装着したミニキャブミーブを展示していました。
燃料を用い燃焼し水を温める物で、車両の温水用水路に嚙ませてあり純正のヒーターがそのまま使える様、取り付ける技術が確立しているそうです。
取り扱っているのはエバスペヒャー ミクニ クライメット コントロール システムズ株式会社です。(エバスペヒャーとミクニの合弁会社で、ミクニはキャブとかでお馴染みのあのミクニです)
公害ゼロの電気自動車に排気ガスを出す装置を付けるのはどうか?と言う意見もあるそうですが、今回の展示では燃料に使用済み天ぷら油から作ったバイオ燃料を使用してカーボンオフセットを目指していました。
価格は取付込で25万(か35万)円との事。
バッテリーが劣化してきた自分のI-MiEVには冬場の熱源に欲しいかも。
ヒット4:普通充電用コンセント
すいません、写真撮り忘れまして...
河村電器産業株式会社製のEVコンポ ライト ECL と言う製品で、驚いたのは...1万円と言う価格です。
鍵も付いてたりするのにこの価格はちょっとビックリしました。
3000円アップでスイッチが付くのですが、内部にLEDを付けて手元明かりが点いた方が嬉しいかも。
と言った感じでした。
しかし、この様なイベントを行っているのに駐車場には普通充電器の一基もないとは...ざんねんです